「お腹をへこませたい!」
そんな一心で、立っているときも座っているときも
常にお腹をキューッと引き込んでいませんか?
実はそれ、頑張れば頑張るほど 逆にお腹が出やすい体 を作っているかもしれません。
引き込んだ瞬間はスッキリ見えるけど…
お腹を強く引き込むと、確かにその場ではウエストが薄く、細くなったように見えます
でも、その状態は長続きしません。
理由はシンプルで、お腹を「緊張状態」にし続けているから
人のカラダは、強く緊張したあとには必ず「ゆるむ瞬間」が訪れます
だから引き込みをやめた瞬間に、内臓が下がって ぽっこりお腹 が余計に目立つのです
腹圧が抜ける=コルセットを外した状態
本来、お腹は「腹圧」という空気のクッションで支えられています
ところが引き込みを繰り返すと
その腹圧がうまくかからなくなり
コルセットを外したようにお腹はダラーン。
体を支える力を失って、腰痛や姿勢の崩れまで引き起こすことがあります。
解決のカギは「引き込む」ではなく「整える」
お腹を無理にへこませるのではなく、 肋骨を締めて、骨格から腹圧を作ること が大切です。
肋骨が締まる(丸くなる)と横隔膜の動きが復活し、自然にお腹は引き上がります。
つまり、努力で「へこませる」のではなく
仕組みで「勝手にしまる」体を目指すこと。
これが、ぽっこりお腹から抜け出す第一歩です。
「努力してるのにお腹が出る」
そんな悪循環から抜け出したいなら
まずは“お腹を引き込む習慣”を手放すことから始めてみてください。

