お腹を引き込むほど、お腹が出る!?知られざる逆効果のワナ

2025.09.11

「お腹をへこませたい!」
そんな一心で、立っているときも座っているときも
常にお腹をキューッと引き込んでいませんか?

実はそれ、頑張れば頑張るほど 逆にお腹が出やすい体 を作っているかもしれません。

 引き込んだ瞬間はスッキリ見えるけど…

お腹を強く引き込むと、確かにその場ではウエストが薄く、細くなったように見えます
でも、その状態は長続きしません。

理由はシンプルで、お腹を「緊張状態」にし続けているから

人のカラダは、強く緊張したあとには必ず「ゆるむ瞬間」が訪れます
だから引き込みをやめた瞬間に、内臓が下がって ぽっこりお腹 が余計に目立つのです

 腹圧が抜ける=コルセットを外した状態

本来、お腹は「腹圧」という空気のクッションで支えられています
ところが引き込みを繰り返すと
その腹圧がうまくかからなくなり
コルセットを外したようにお腹はダラーン。

体を支える力を失って、腰痛や姿勢の崩れまで引き起こすことがあります。

 解決のカギは「引き込む」ではなく「整える」

お腹を無理にへこませるのではなく、 肋骨を締めて、骨格から腹圧を作ること が大切です。
肋骨が締まる(丸くなる)と横隔膜の動きが復活し、自然にお腹は引き上がります。

つまり、努力で「へこませる」のではなく
仕組みで「勝手にしまる」体を目指すこと。

これが、ぽっこりお腹から抜け出す第一歩です。

「努力してるのにお腹が出る」
そんな悪循環から抜け出したいなら
まずは“お腹を引き込む習慣”を手放すことから始めてみてください。

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