太ももの外側出っ張る原因は「背骨」だった!

2025.08.12

太ももの外側が出っ張る原因は「背骨」だった!?

「太ももが太くてデニムがきつい…」
「シルエットが出るパンツをはく自信がない…」

そんなお悩み、もしかすると大転子(だいてんし)が原因かもしれません。
大転子とは、太ももの横にある丸い骨の部分。

ここが出っ張っていると、足のラインが横に広がって見えます。

なぜ大転子が出っ張るの?

実は、大転子の出っ張りは背骨のS字カーブの崩れと深く関係しています。
本来、背骨は横から見るとゆるやかなS字カーブを描き、重力をうまく分散しています。
ところが、長時間のデスクワークやスマホ姿勢、いい姿勢の意識で、このカーブが崩れ、
背骨が「進展」した状態になります。

背骨がまっすぐに近づくと、重力を背骨で受け止められず、骨盤の角度が変化。
前に傾いていた骨盤を、後ろに倒してバランスを取ろうとします。

骨盤が倒れると何が起こる?

骨盤が後ろに倒れると、体の中心で姿勢を支えられなくなります。
その結果、左右の大転子を外に張り出して、下半身でバランスを取ろうとするのです。
つまり、太もも外側のハリは、体の補助装置のようなもの
筋肉を鍛えるだけでは解決しないのは、この骨格の仕組みが関係しているからです。

解決のカギは「S字カーブの復活」

大転子を引っ込めるためには、まず背骨のS字カーブを取り戻すことが大切です。
S字カーブが戻ると、骨盤を前に起こせるようになり、大転子は自然に内側へ収まります。

ポイントはこの2つ

  1. 背骨の自然なカーブを作る
  2. 骨盤を前回転に起こす

まとめ

  • 大転子の出っ張りは背骨のS字カーブ崩れが原因
  • 背骨が進展すると骨盤が後ろに倒れ、大転子が横に張り出す
  • 解決にはS字カーブの復活+骨盤の前回転が必要

大転子を引っ込めるには、ただ太ももを鍛えるよりも、まず骨格のポジションを整えることが近道です。
「太ももの横張り」が気になる方は、まず背骨から整えていきましょう。

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