エクササイズしてもキレイにならないパーツはどこですか?
と質問したところ
多くの方から寄せられたお悩みのひとつが お腹・下腹・脚
今日は、この「どうしても凹まない下腹」の原因と解決策についてお話しします
一生懸命トレーニングしても変わらなかった過去
私は10代の時、お腹がキュッと引き締まっていました。
出産を機にお腹がぽっこり出るようになりました
出産、ヨガ時代は
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散歩
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半身浴
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食事制限
ヨガ
ジム
とにかく色々試しました。
それでも「くびれがない」「下腹がぽっこり出る」という悩みは消えませんでした。
どれだけやっても“すぐ戻る”現実
28歳からヨガを始めて
四六時中カラダのことばかりを考えていました
それでも、変化しても一時的
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頑張ったら少し凹むけど、やめたらすぐ戻る
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数日寝込むと、またポッコリ復活
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食べたらすぐにお腹が出る
つまり「努力がリバウンドする」状態でした
本当に辛かったです
頑張っても頑張っても抜け出せなかった
原因は“重力線からの逸脱”
なぜ頑張っても結果が出なかったのか?
それは 重力線から骨格が逸脱していたから です
本来、人間の体は進化の過程で 背骨を軸に重力に沿って立つ構造 を獲得しました
この「骨と重力線が揃った状態」では、地面からの反作用でお腹が自然に引き上がり
無理なく美しいくびれや引き上がったお腹のラインができるんです
でも私のように、骨格が重力線からズレた状態でトレーニングすると
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筋肉を固めすぎて腰痛やぎっくり腰に
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下腹だけがポヨーーンと残る
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くびれができない
という悪循環になってしまいます
「頑張って引き上げる」から「自然に引き上がる」へ
かつての私は、筋肉や意識で無理やりお腹を引っ込めていました
でもそれは「力を抜いたらすぐ戻る」不安定な状態
本当に必要なのは、骨格を重力線に戻してあげること
そうすると、歩いたり、掃除したり、といった日常の動作そのものがトレーニングになり
反作用の力でお腹は自然に引き上がっていきます
赤ちゃんのカラダが丸くて立体的で美しいのも
余計な力みがなく「自然な骨格構造そのもの」だから
私たちもそこに戻ることができるんです
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下腹が凹まないのは「努力不足」ではなく「重力線から骨格がズレている」から
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腹筋や食事制限だけでは一時的な変化でリバウンドする
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骨格を重力線に戻すことで、日常生活そのものがお腹を引き上げる動きになる
つまり、お腹を凹ませる最短ルートは「戻す」こと
そこから動けば動くほど、美しいくびれが自然とつくられていきます


